2015年09月20日

ポートレート撮影がんばってみた − 東京ゲームショウ2015@幕張メッセ


 すっかり忘れてましたが、このブログ、実は「カメラ・写真」というカテゴリもありました(ご挨拶)

 写真と言っても、普段はほとんどが競馬、たまに風景しか撮っていないのだけど、やはり時にはポートレートも撮りたくなる。しかし問題は被写体になってくれるモデルがいないこと。以前にコミケでコスプレイヤーを撮るということを何度かやっていたけど、背景がごちゃつきすぎて他の人の写り込みも多く、なんか諸々気持よく撮れないため、結局やめてしまった。しかしポートレートを撮りたい欲求はあったので、昨日幕張メッセの東京ゲームショウ2015でコンパニオンさんたちを撮ってきた。

 いや、第一の目的はこっちだったのだけどね(テヘペロ)
 https://goo.gl/photos/NuXazk9u5Tktq7bz8
 
 レンズは3本持っていったのだが、結局使ったのは1本だけで、装備としては以下のとおり。

 ボディ:EOS 7D Mark II
 レンズ:EF50mm F1.4 USM
 ストロボ:スピードライト430EX II
 BLUE LOTUS ストロボディフューザー

 絞りはF1.4で完全に開放すると、このレンズの経験上確実にピントが甘くなるので、一応少し絞ってF1.8固定で撮ってはみたが、なかなか焦点がピリッとはせず、やっぱり全体的に苦しかった。とはいえ、あまり絞ると背景がうるさくなるし、このへんはレンズの問題と、自分の訓練次第なのかなと。ストロボ発光量は1/64まで落とした上でディフューザーも付ける。

  

 左はISO200、1/250秒。右はISO400、1/200秒。ストロボは両方とも下向きにして床からの照り返しだけ狙ったつもり。先に撮ったのが左なのだけど、モデルの目線に合わせて少し屈んで正面から。まあ芸はないですね。フラッシュの照りは強くないから明るさは自然な感じだけど、ちょっと露出アンダーだったかな。右は膝をついて、少しあおり気味に。こちらのほうがフラッシュの明かりが下から来ている感じが出てるが、それほど違和感はないのではないかと。こちらのほうが背景が明るく、ストロボできっちり被写体を照らしたことで、写真全体が明るくはなった。

 因みに左の写真は開場から間もなく、コンパニオンさんもまだ撮られ慣れてない雰囲気だったが、右は1時間半くらい後に再度撮りにいったため、表情作りもノッてきていた。そういうのもポートレートでは大事なのかもね。

 

 これは確かフラッシュをほぼ正面に向けて撮ったものだけど、カラーコンタクトの雰囲気含めモデルがキリッとした表情をしてくれたので、こういうパッキリとした光の当たり方でもいいのかなと。

 

 これはちょっと角度を付けてみた。角度の付け方はいろいろ試してみたけど、その時コンパニオンさんがとってくれたポーズにもよるため、ある程度経験しないと、ベストなものを瞬時に引き出せないなと。

 

 どうしてもバストアップの写真ばかりになってしまうので、一応全身写真も試してみたが、50mmでフラッシュの発光量を変えずにそのまま挑めば、こんなもんよね。もう少し広角使って接近したほうがよいのか、発光量増やしてアングルを工夫するか、根本的に考え直し。

 

 この子は最初縦向きで撮って、角度も変えたりもしてたのだけど、ポーズを意識して横撮りにしたら、このほうが可愛く収まったかなと。

 その他コスプレしたコンパニオンさんも撮ったけど、イロモノ感が強くなるより、普通にカッコ可愛い衣装の子たちのほうが、結果として撮り甲斐あったかな。たださすが皆さんお仕事なだけあって、表情の作り方、撮られ方が上手い。またポートレートを試すなら、コミケよりこういう商用イベントのコンパニオンさん狙ったほうがいいね。

 その他まとめてこちらにアップした。
 https://goo.gl/photos/SLYfaJCZiAoBc8ot7

 

 因みに、この子も普通にコンパニオンさんのつもりで撮ったのだけど、もらったチラシを帰宅後に眺めてみたら、どうやらチラシに写っているユニットメンバーの一人のようだ。




 アニ☆ゆめProjectという声優ユニットというか、「参加型声優応援シミュレーション」とかいうプロジェクトの蝦名彩香ちゃんだそうだ。ちょっと調べてみたところ、まだ声優としての実績はほとんどなさそうだけど、まあそのへんはうちの推しユニット的にも他人事ではないので、気づいた時には「あ、あの時の…」くらいには意識して応援しましょう。

【おまけ】
 この人、完全にタレント化しとるな。

 
posted by 芝周志 at 13:23| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2011年05月03日

スパコミでコスプレ撮影してきました

 本日は有明のビッグサイトに行って参りました。SUPER COMIC CITY 20という、ツイッターでお付き合いある競馬擬人化女子クラスタにとっては一大イベントだったようで、皆さん勢揃いしているところへ、なんというかノリというか成り行きというかで激励訪問させていただいた次第。女性向けイベントということで、女子率の高さは異常であり、野郎には肩身の狭い空間ではありましたが、とにかく皆さん楽しそうで何よりでした。

 まあしかしダラダラと彼女たちのブースにいても邪魔になるだけなので、昨年のコミケで味をしめたコスプレ撮影会場に足を運ぶのは、写真クラスタとして必然の流れ。さすがにコミケほど混雑しておらず、また撮影には有料登録が必要なため、余裕たっぷりの空間でした。そんなわけで、コミケの時は周りの勢いに便乗して一緒に「よろしくお願いしま〜す!」と言って撮影だけさせてもらってたのだけど、今回はきちんと自分のサイトのURLを渡し、ブログ掲載の許可もいただきました。いや、最初は今回も声をかけて撮ってただけだったのだけど、実は某騎手が目の前でレイヤーさんときちんと名刺交換してたので、自分もメモ帳に手書きで真似させていただきました(笑) ただ一組ずつゆっくり会話もしながら撮影させていただいたため、結局あまり多くは撮ってません。







 最初にご許可いただいたレイヤーさん。皆さん頭のてっぺんから爪先まで気合を入れてコスプレしているので、本来全身を撮影するのが礼儀であり筋だと思うのだけど、ビッグサイトのコスプレ会場では背景がどうしてもガヤガヤしてしまうため、結局アップ気味の写真が多め。それでも1枚目の全身写真はビシッと決めていただけ流石です。
 2枚目、3枚目は露出アンダーになってしまったが、フォトショで若干補正した範囲でむしろ落ち着いた雰囲気になったかなと。
(追記)メールをいただきました。上のレイヤーさんはRyulkさんです。どうもありがとうございます。コンセプトは以下のとおりだそうです。
 作品名>実況動画「モンハンどうでしょう」
 キャラ名>Ash
といっても分かる人にしか分からないそうなので、もう少し通りをよくすると以下になるそうです。
 作品名>「MONSTER HUNTER P2G」
 キャラ名>混同ギルドナイト装備







 まど☆マギのお二人。マミさんコスのmatoさんに名刺いただきました。
 1枚目は雰囲気出せたかなあ。曇天なのでどうしても暗い雰囲気にはなってしまうのだけど、背景のがやつきがない分、お二人が決めてくれた表情が活きてくれたかなと。まど☆マギは未視聴なのですが、多分雰囲気的にもあってるよね?(笑)
 一方2枚目は折角かっこいいポーズを決めてもらえたのに、やはり背景に邪魔されちゃって残念。もっと下から煽ってみてもよかったかもしれないけど、そうすると空とのコントラストで顔が暗くなってしまうので、その場でササッと設定を替えられないんですよねえ。やたら待たせてしまうのも申し訳なく、人物撮影の不慣れは大きい…。






 ガンダム00のお二人(コスプレの設定は同行者に教えてもらいましたw)。ちょっと白飛びしちゃって申し訳ないです…。衣装的には青空背景だったら映えたかなあと。お二人のキリッとした顔と柔和な表情がいいですね。






 今回は屋内にもコスプレスペースがあったため、そちらでご協力いただいたお二人。1枚目はフラッシュ有り、2枚目はフラッシュ無しで撮影。屋内だからどうしても暗くなるので、2枚目はISOを一気に2000まで上げてます。さすがにザラツキ感は否めないのが残念。ただ室内では黒幕の背景を使える場所があり、邪魔が入らないのがよい。2枚目は自分さえもっと露出設定を上手く使えれば、ポスター風にもっといい写真にできたはず。ご協力いただいたお二人には、ホント申し訳ないです。


 一応ご許可いただいたのは以上の4組の方々。普段は馬ばかり撮っていて人物撮影はまだまだ下手くそなのですが、やはり人の表情を撮れるのは楽しい。また時間と機会があればチャレンジしてみたいです。

 末筆ながら、ご協力いただいた皆様、本当にどうもありがとうございました。残念ながらコスプレの設定を分かっていないものもあるので、もしこちらを覗きにきてくださってれば、お教えいただけると嬉しいです。またお名前やリンク先等ご紹介できるものがありましたら、こんな場違いのブログからではありますが、是非貼らせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
posted by 芝周志 at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2010年10月14日

八幡平で紅葉・自然撮影

 南部杯マイルチャンピオンシップに合わせて今年も盛岡に行ってきた。ただ、今年は日帰りではなく、前日朝に夜行バスで盛岡入りし、紅葉撮りを楽しむことにした。競馬写真仲間のT氏が最近競馬よりも自然撮りにはまっていて、彼も行くというので(T氏は更に1日早く現地入り)、レンタカー便乗で一緒に廻ることにしたのである。

 宿泊、及び撮影は盛岡から岩手山の北側に回った八幡平で、今年は夏が長引いたせいで紅葉は例年より遅れているということだったが、八幡平アスピーテラインや樹海ラインを登った山の中腹付近では程よく色づいていて、とてもよい景色を堪能することが出来た。日曜日は基本的に霧雨が降っていたため、撮影コンディションとしては必ずしもよくなかったものの、濡れた景色というのもまた乙であり、虹や雲海にも出会えたのは、むしろ雨天ゆえの絶好の撮影日和だったともいえる。

 私にとっては初めての気合を入れた自然撮影で、なにかと要領を得ないところが多かったが、自然撮影を熱心に勉強中であるT氏のアドバイスもあり、初回としてはなかなかよい撮影が出来たと感じている。それゆえ備忘録の意味でも、今回の撮影をいくつか振り返ってみたい。

 基本撮影機材は以下のとおり。

◆ボディ: CANON EOS 7D
◆レンズ:
 SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
 CANON EF200mm F2.8L II USM
◆三脚: SLIK スーパーイーグル



 八幡平アスピーテラインで後生掛温泉方面へ向かう途中の景色。霧雨が舞っていて森の上方は霞んでいるものの、木々が色とりどりに色付いていたので、車を止めて撮影。競馬場では緑と青空を映えさせるため、大抵ホワイトバランス(WB)は「太陽光」、ピクチャースタイル(PS)を「風景」にしているのだけれども、紅葉撮りの場合は赤みを鮮やかにしたいので、WB「くもり」、PS「ポートレート」にしてみた。フォトショでコントラストを若干強めているが、本来靄ってしまう風景で、それなりに木々の色合いは拾えたんじゃないかと思う。

 因みに私はフォトショで調整することにそれほどの躊躇はない。RAWで撮った場合はWBを調整できるのがそもそもの強みであり、コントラストも含めフォトショで調整することで、被写体の持っていた魅力をより再現できるなら、それでいいではないかという考えだ。またPC画面で画像を大きくして微調整することで、次の現場での撮影のための勉強にもなる。いずれにせよいじり過ぎると不自然になるから、基本的にWBの見比べと、多少のコントラストの強調とシャープ化だけ。また望遠で寄り切れなかったものに関しては2割程度まではトリミングすることもある。



 苔の碧をもう少し強調するならPSを「スタンダード」か「風景」に変えた方がよかったかもしれないが、主役は飽くまで落ち葉の方にしたので、枯葉色はこれの方が出たんじゃないかと。EF200mm/F2.8を付けると競馬場ではシャッタースピードとぼけ味を出すために思いっ切り開放にする癖が付いているのだけど、ここは中央の落ち葉全体がクリアになりつつ周りをぼかすという感じでいくつか絞りを調整して、F5.6が結果としてうまく収まったかなと。落ち葉に付いた雫ももう少し際立ったら綺麗なのだろうけど、それにはマクロレンズが必要になるのだろう。



 後生掛温泉を過ぎたすぐ先の大沼にて。降ったり止んだりだった中で晴れ間が覗いた時に撮影。空の青さをある程度拾いたかったので、WBは「くもり」のままだけど、PSを「風景」に変えた。結構明るくなったのでISOを100にしたのだけど、被写界深度をとるためF14まで絞ったらやはりシャッタースピードがかなり遅くなったので、三脚を使う。でもISO400くらいまでならそれほど画質を気にするものではないから、手持ちでも撮ることは可能なレベル。



 八幡平樹海ラインを温泉郷方面へ引き返す途中で虹に出くわす。雨と隣り合わせの撮影だからこそ出会えるラッキーだろう。とはいえ、虹が出ている時間は僅かなものだから、虹が見えたと思った瞬間に車を止めて撮影開始。しかし虹と空と森とで適正露出が全く異なり、とにかくいろいろ設定を変えながら撮りまくる。結果として森の色合いを同時に出そうとすると空に対しては露出過多になり、虹は薄くなって、空も白飛びしてしまうため、虹を強調するためには、やはり森が黒く潰れるのも致し方ないというもの。因みにシャッタースピード1/1600秒なんてもちろんいらない。もっと絞ってシャッタースピード遅めてもよかったのだろうけど、とにかく虹が消えてしまう前に露出を調整していたから、偶々この設定でこの明るさになったということだ。この辺も経験による勉強と。



 これも八幡平樹海ラインを走っている途中で出会った光景。雲海が眼前に広がる様は実に素晴らしかった。そういう目で見た感動をどこまで写真に収められるかというのが、謂わば写真撮りの腕の見せ所となるのだろうけど、まあさすがに難しい。設定としては虹と同じように空や雲を強調すると森が黒潰れし、森の緑を拾おうとすると空が白飛びしてしまう。ただこの光景では森にかかる雲が重要なので、森を完全に潰すわけにはいかず、鮮やかさには欠けるもののうす暗く森の雰囲気を残しながら、それを覆う雲を形取った写真になった。もちろんあとから結果としてこの1枚を選んだのであり、他に暗すぎたり白飛びしてるのを何枚も撮ってますよ(笑)



 朝焼けを撮るために朝4時に起きて八幡平樹海ラインに向かったのだが、まだ雲が多く空を覆っており、八幡平の山頂付近は雨が酷かったので、急いで止んでいるところまで引き返し、パノラマが広がるところで空の変化を撮っていた。そうしたら岩手山の山頂を覆う雲とそこから降り注ぐ雨に陽光が差し、なんとも鮮やかに輝きだした。まるで空から光が降り注ぎ、山を溶かしていくような感じになったのである。これはいいものを見させてもらった。カメラの設定はとにかくあれこれ変えながら撮りまくり、一番バランスよく落ち着いたのがこんな感じだ。もう少し露出をマイナス補正すると光の存在感が際立つのだろうが、私はこんな感じに山の色合いも残っている方が神秘的な気がするので、空は白飛び勝ちだがこれでいいかなと。



 これは山の稜線にズームして、光が山肌を照らす様子を撮ってみたもの。もうちょっと光にコントラストがあったら荘厳な感じもでるのだろうが、取り敢えずこれはこれでといった感じ。尚、この写真を撮るに当たってはEOS 7Dの持つライブビュー機能がとても役に立った。コンデジだと背面のライブビューを見ながら撮るのは当たり前だが、一眼レフでこの機能が付いたのはキヤノンの中級機以上だと7Dが最初だ(訂正:1D Mark IIIや50Dにも付いてましたね)。こういう景色だとAFの焦点が合いにくいので、ライブビューで見ながら焦点付近を拡大し、マニュアルで焦点を合わせた。この機能は接写のときにも使える。

 この他にもいくつか挙げてみたいものはあるが、さすがに冗長になってきたのでこの辺にしておく。

 その他の写真はこちら

 週末はどうしても競馬撮りばかりになってしまうが、やはり時には思い切って自然撮りに行くのも楽しい。また時々チャレンジしてみたいと思う。
posted by 芝周志 at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2010年10月01日

コンデジで挑戦〜反省会〜

 ちょいと遅くなりましたが、先週25日(土)に挑戦した中山でのコンデジ撮影の結果について気づいたところをば。

 使ったデジカメ、及び基本設定は以下の通り。

機種:CANON Powershot A520
記録画素数:2272×1704画素
ISO:50固定
焦点距離(35mmフィルム換算):35-140mm
連写機能:使用なし
測光方式:スポット測光(中央固定)
ホワイトバランス:プリセット(太陽光)

 前回も書きましたが、ISOは50から1段でも上げると画質に即影響するため、シャッタースピードが遅くなっても上げずに撮るつもりでした。当日は昼頃まで雲がかかっていたものの、幸い午後には快晴となり、ISOを気にする必要はありませんでした。コンデジ撮影としては、最高の条件に恵まれたと言っていいでしょう。その代わり悪条件での撮影は殆ど試せなかったので、今回は飽くまで光量を十分に確保できる環境下でのチャレンジということになります。

 まず、まだ雲がパドック上空を覆っていた6レース新馬戦のパドック。



 広角撮り。ホントは被写界深度をもう少し稼ぎたかったのだけど、これ以上シャッタースピードを落とすのは取り敢えず避けたかったので、F4.5で。しかしこれでもまずは無難なところかなと。

 但し、やはりAFが甘いのが多かったですね。特にズームにすると、動いているときは上手くいってもこれくらいです。



 AFサーボがなく、毎度ワンショットAFで撮ってるから、馬を追うコツを掴んでピントの甘さを克服するしかない感じですね。

 しかし7レース以降はすっかり晴れて、パドックにもきれいな秋の日差しが差し込んだため、ズームで寄ってF5.5にしても、1/800秒までスピードを稼げ、AF精度も高まり、これくらいくっきりとした写真も撮れました。



 ただワンショットAFゆえの典型的な失敗パターンとして、シャッターを押してから実際に撮影されるまでに、ピント合わせの一拍が入ってしまうため、以下のように顔がフレームから切れてしまうような写真を量産してしまいました。



 これもカメラ性能に依存した解決策はなく、フレーム内に常に収めながら馬を追うテクニックを再三撮影することで掴んでいくしかないでしょうね。しかしその辺は慣れの問題とも思うので、克服までにそれほど時間がかかるものではないでしょう。

 コンデジの手軽さを活かした撮り方としては、思い切って柵の下までカメラを下し、広角で目暗射ちしてみるのも面白いです。4、5回試し撮りすれば大体の理想的角度は分かります。天気の良い青空を入れながら広角であおるように撮ると、こんな感じの写真になります。



 ゴール前写真や返し馬はさすがに厳しかったです。返し馬ですら以下のとおりで、レースについてはワンショットAFの問題も含めて、タイミング良くフレーム内に収めることが難しかったです。



 この点も慣れである程度克服することは可能でしょうが、いずれにせよ一眼望遠ほどの対応力はなく、絵としてきれいにまとまった写真を撮るには偶然に頼る部分が多すぎると思います。コンデジの得意分野ではないと割り切って、他のイメージを探した方がいいでしょう。

 結局競馬場でコンデジの能力を引き出すには、広角メインに景色としての描写に凝った方が良いのではと思います。この日の午後はきれいに晴れたため、そういった景色として撮るには絶好の条件となりました。

 4コーナーからの撮影ですが、柵からカメラを外へ出して、モニターを斜めに覗きながら柵沿いの観客をフレームから外し、斜めに広がるターフと空の雲を返し馬のタイミングに合わせて撮って見たのが以下の写真です。



 好きな馬を撮りたい人には、こういう景色写真は無用かもしれませんが、こういう場面の中に自分の好きな馬が写っているのも素敵でしょう。そこは写真撮影が単調にならないように、工夫してみる範囲のもとの思います。

 ただ、馬を間近に撮るなら、やはりパドックでの撮影慣れをするのがいいのでしょうね。その場合はやはりまずワンショットAFのピント合わせのタイミングと、フレーム合わせる馬の追い方を覚えるのが肝心でしょう。天気が悪く光量が少ないと、AFの測光が甘くなるのは否めません。これはシャッタースピードの問題ではないため、感度を上げて解決するものではなく、馬を追いながら如何に測光ポイントを1点に会わせ続けられるかになるのでしょう。

 それでも冬の中山とかは、パドックも最初から光が少なくなってしまうでしょうから、シャッタースピードと相談しながら、まずは出来るだけ絞りを開放にして明るさを確保し、ISOを上げるのは最終手段という感じで攻めることになるのだと思います。

 それにしてもこれだけ好天に恵まれたため、結果としては楽しい撮影が出来ました。コンデジ派の人たちにも、コンデジの長所を活かした撮影を楽しんでもらえればと思います。この記事が多少の参考になれば幸甚かなとw
posted by 芝周志 at 01:26| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2010年09月21日

コンデジで挑戦

 大変ご無沙汰いたしております。数少ない読者の皆さま、残暑続く中ご機嫌如何でしょうか?ドイツの皆さまには、もう随分秋の気候になっていることでしょう。

 いやはや毎度のこととはいえ、ブログの更新が気まぐれ過ぎてすみません。しかしドイツ競馬の話題も、最近は重賞レベルで関心ある人はレーポスのサイトで結果詳細くらいチェックできるし、ここの独自性も薄れてはいるよなあと思う今日この頃です。というか、ブログに書く前におふざけしながらツイッターで適度に喋っちゃってるので、ここに書くネタがなくなるというのがあります。

 しかしながらツイッターから触発されるものもあり、今日はドイツ競馬についてではありませんが、カメラネタで思い立ったことをば。

 そういやここには書いてませんでしたが、5月にEOS 1D Mark IIをぶっ壊した後、7月にEOS 7Dを買いました。最新機種とはいえまたAPS-C機に逆戻りで、微妙な気持ちのリニューアルとなりました。とはいえ今のところ折り込み範囲でのボディ性能には不満はなく、撮影自体も30Dよりは明らかに快調で、Mark IIより連写持続時間が長くなった分、直線撮影での安心感があります。ただ400mm/F5.6に1.4倍エクステンダーを付けられないので、Mark IIとの対比においてスタンドからの撮影だとどうしても被写体まで遠くなってしまうのが一番の不満なのですが、それはもう仕方ないわけで。

 そんな感じで先々週末から始まった中山開催で7Dを振り回しているのですが、ツイッターの競馬クラスタではこの夏に一眼デビュー、またはボディのランクアップを図った人も少なくなく、競馬写真班も活況著しい状態となってきました。以前からの競馬写真を撮ってる者としては仲間が増えて嬉しい半面、自分なりのオリジナリティを維持するため、それなりにプレッシャーを感じてきている次第でもあります。

 一方そんな中、実はコンデジで競馬写真を撮ってる人たちから、どことなく溜息混じりの声が聞こえてきています。コンデジでは一眼に敵わないよと。確かにコンデジで一眼並みの写真が撮れれば、わざわざ高いお金出して機材を揃える必要はありません。自分もだからこそ一眼にお金を注いでいるわけです。

 しかし本当にコンデジだと一切一眼に太刀打ちできないのか?

 もちろん太刀打ちできない写真はあります。私が400mm/F5.6や200mm/F2.8を使って撮ってるゴール前写真なんかは、やはりコンデジでは無理です。200mm/F2.8を使ったパドック写真で、馬のアップと背景ぼかしみたいなのも難しいでしょう。でもある程度広角にした場合は、構図的な差は特になくなります。またコンパクトであるからこそ可能な機動力もあるでしょう。その辺は工夫次第なんだと思います。

 しかし私を含めた一眼班が言ってみたところで、結局一眼持ちは毎度一眼で撮りまくってるわけですから、所詮口先だけに過ぎません。その辺の無責任さに鈍感にも今頃気づいて、ならば自分もコンデジで勝負しなきゃダメじゃないかと、昨夜突如として自分に責めを感じ始めました。となればやるしかないでしょ。おっさんとしては。

 さすがに重賞レースは自分の全力全開で撮りたいので一眼にしますが、来る25日(土)の中山は得にこれといったレースもないので、純粋にコンデジでの撮影に挑戦してみるにはよさそうです。

 因みに私の所有しているコンデジは、5年前に買ったCANON Powershot A520です。400万画素で、望遠は35mm〜140mm相当。絞りはF2.6〜5.5です。感度はISO50からありますが、100から早速画質が酷くなります。普段は50のまま。連写機能はありますが、1枚/1秒で何の役にも立ちません。

 いつもは仕事用バッグに放り込んであって、時々目について撮りたいものを撮るといった使い方をしてます。最近仕事帰りに撮ったものはこんなのですね。

夕映えの佃島


 どうしても夜に使う機会が多くなってしまうのですが、こういう店内のさりげないのにはコンデジの機動力が活きます。

酔っ払い牧師に連れて行かれた新神戸近くのショットバー


 ドイツで撮ったものですが、やはり店内での食事写真をさりげなく。

Fassbenderでオサレな朝食を


 では競馬場ではとなると、日本ではまだ一度もコンデジで撮ってないので、まだ慣れない頃にドイツで撮ったもので。レースやパドックは一眼を使ってたので全然残ってませんでしたが。







 とまあこんな感じが自分で把握しているPowershot A520の能力ですが、このコンデジで中山での撮影に挑んでみようと思います。多分いきなり自慢できるようなのは撮れないと思いますが、まずはいろいろ可能性を試してみたいなと。

 反省含めた結果は報告いたしますので、どうぞよろしくです。
posted by 芝周志 at 23:55| Comment(2) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2010年06月24日

蔵出し ヨーロッパの競馬場写真

 府中開催も終わり、とりあえず競馬撮影が一段落ついているところで(30日の大井・帝王賞は参戦を考えているが、如何せん平日で仕事が終わるか分からないし、そもそも梅雨で天候が怪しいし)、なんとなくアップする機会を逸していたヨーロッパ滞在時の各競馬場写真をフォト蔵にアップしてみた。

 →Racecourses

 壁紙にも使えるように2100x1400pxにしてあります。

 選別してみて改めて景色写真をちゃんと撮ってる競馬場とそうでないとこがあることに気付く。例えばロンシャンなんかは専らレース写真に集中してしまっていて、壁紙によさそうな写真が殆どなかった。ハンブルクやバーデンバーデンもそう。大きな開催で狙い定めて行くと、周りをゆっくり見ている余裕がなくなってしまってたんだなと。そういう開催では人ががやがやしてしまってるというのもあったし。

 そういう意味では日本の競馬場もなかなか難しい。今回はアップしてないが、今後国内でも意識して競馬場の風景を撮りたいと思う。

 以下、サンプル数枚。

ケルン
Koln03
Koln03 posted by (C)芝周志


レパーズタウン
Leopardstown03
Leopardstown03 posted by (C)芝周志


デュッセルドルフ
Dusseldorf01
Dusseldorf01 posted by (C)芝周志


ニューマーケット
Newmarket05
Newmarket05 posted by (C)芝周志


サンクルー(歴代サンクルー大賞馬にエルコンドルパサーあり)
Saint-Cloud01
Saint-Cloud01 posted by (C)芝周志


 さて、今週末は宝塚記念であると同時に、ドイツではハノーファーでダービートライアルが行われ、それで一通りの本番出走馬が出揃う。このところドイツ競馬レポしてないので、来週にはダービー展望書こうかなと。
posted by 芝周志 at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2010年05月08日

EOS 1D Mark II が死亡しました……orz

 5日の船橋競馬を撮った写真を帰宅後PCに取り込んでみてみると、かなり目立つゴミがついていた。違うレンズのときにも同じ場所に付いてるので、犯人はEOS 1D Mark IIのボディ内にいるのは確実。メインに近づくとはっきり目立つのはなくなっていたが、なんとなく痕は残っているので、多分ゴミそのものはセンサーから落ちたのだと思う。しかしセンサーとその周りがそれなりに汚れているのは確実なので、当然掃除が必要になるわけである。

 これまでは手でパフパフ押して空気を噴出すブロアーを使っており、以前にもそれでセンサー周りをパフパフと掃除したことはあった。しかし船橋帰りのこの日、オフで秋葉原にいたため、飲んだ後にヨドバシカメラへふらふらと入り込んでしまい、スプレーのブロアーを買ってきていたのだ。パフパフブロアーだとなかなかピンポイントで吹きかけるのが難しく、以前からスプレーが欲しいとは思っていたのだよ。それゆえ早速そのスプレーを使ってレンズを掃除した後、EOS 1D Mark IIのシャッター周りにも吹きつけ、更にシャッターを開いてセンサーにもブシューっと吹きかけたのだ。そして私は満足気にレンズをEOS 1D Mark IIに装着し、試し撮りをした。

 おや?真っ暗だぞ?

 もしかしてレンズの蓋が付いたままかと一瞬思ったのだけど、ちゃんとファインダー覗きながら撮ったのだからそんなはずはない。実際蓋は外れてる。

 この段階では何故かまだことに深刻さにあまり気付いておらず、取り合えず別のレンズで試してみればいいか、という感じでやってみた。しかしまた真っ暗。

 さすがに焦りを感じ、念のためメモリーカードをEOS 30Dに入れて撮ってみる。写りました。

 ……Mark IIのセンサーが壊れた……_| ̄|○

 やってまいました……。センサーはとても繊細な部位。スプレーなんて吹きかけるとは言語道断なのだ。迂闊だった……(嗚呼

 これで修理が必要になるのは確定。NHKマイルCとヴィクトリアマイルは久々にEOS 30Dに競馬場復帰してもらうしかない。まあなんとかダービーまでに間に合ってくれれば……。

 そして本日Mark IIを入院させるために東銀座にあるキヤノンのサービスセンターに行ってきた。そしてセンサーの交換費用を聞いてみると……

 約129,000円……_| ̄|○

 更に工賃17,000円を合わせると約146,000円。そもそもこのMark IIは中古で139,800円でした。……終わった。

 来月に部屋の賃貸契約更新が控えている今、この金額を出す余裕はない。マップカメラの中古を調べてみたところ、Mark IIは並品だと既に79,800円まで値崩れしているが、しかし同じものを買うのも悔しい。昨冬Mark IVが出たためMark IIIがいくらくらいになってみるか見てみると、189,800円。20万を割るほど値崩れしてるのは魅力だが、なんにしろきつい。

 そこでふと思い出す。オレにはドイツに金が残してあるではないか!急いでユーロのレートをチェック。…116.88円(Yahoo!ファイナンス)。ありえない……。しばらく為替のチェックをしていなかったとはいえ、なんだこれは!?普通に120円台半ばか、あわよくば130円台あたりを期待してみたのに……_| ̄|○ 大体2年前に帰国したときは150円台だったんだぞ!誰がそんなに日本に期待して円を買いこんでやがるんだ!

 さすがに116.88円ではユーロを召還する気にはなれない。完全に終わった…。

 皆さんもデジカメのお手入れにはどうぞお気をつけください。センサーにスプレー吹きかけちゃダメ!ぜったい!

 EOS 30Dにはお散歩撮影用に退いてもらっていたのだが、また競馬場最前線へ復帰です。EF 400mm/F5.6との相性がイマイチよくないのが辛いところなのだが仕方ない。嗚呼…(泣)

 一応秋競馬ではMark IIIを買えるように夏の間貯金せねばな。それまでに更に2〜3万値崩れしてくれることと、ユーロが140円台まで復活することを期待しつつ。

 と、本日Mark IIの死亡宣告を受けた後、30Dで撮ってきた根津神社のツツジ祭をばアップ。バッグに死体のMark IIも入ったままだったので重いったらありゃしねぇ……



 本日撮った他の写真はHatenaFotolifeにうp
posted by 芝周志 at 23:58| Comment(2) | TrackBack(0) | カメラ・写真

2010年04月25日

旧根岸競馬場(横浜)を訪ねる

 先日Twitterで、根岸競馬場跡地となっている根岸森林公園に、今尚かつての観客スタンドが廃墟となって残っていることが話題となり、これは是非とも見に行かねばならぬと思い立って、昨日晴天に恵まれた中早速訪ねてみた。現在立ち入り禁止となっていることは前情報として把握していたが、どこか金網でも空いていればこっそり中まで入っちゃおうかなと密かに目論んでいたのだけど、現場に着いた瞬間そんな浅薄な期待は消し飛ぶ。というのも、周りが鉄格子で囲まれているばかりでなく、スタンド正面側はなんと米軍住宅施設となっていて、屈強のネイビーたちが監視するエリアだからである。下手なことすりゃ国際問題だ。しかし偶然にもこの日は地元市民との交流を図るフレンドシップデイで、米軍敷地内に入ることが出来た。お陰でスタンド正面からの写真も可能となり、実にラッキーだった。

 以下、撮ってきた写真を貼ってく。


スタンド後ろ側から。こういうとき10-22mmレンズが役に立つ。



同じくスタンド後ろ側。




絡まる蔦が描かれたモザイク画のよう



青空に佇む



スタンド正面(米軍施設内から)



静かなる歓声を聞く



時を見つめ続ける瞳



昔日の栄華



旧根岸競馬場一等観覧席 かつての姿


 根岸競馬場は1866年(慶応2年)12月に居留外国人の要望を受けて完成された、日本最初の常設近代競馬場だ。当初は居留外国人たちが結成した横浜レースクラブによって競馬が施行されていた。だが1880年(明治13年)に日本レースクラブが結成され、同年に天皇賞の前身となる「Mikado's Vase」が行われたことから、以後同クラブによる主催の下、根岸は日本競馬の中心的役割を担う競馬場となる。現在廃墟として残るスタンド(一等観覧席)は1930年(昭和5年)に建設されたものだ。しかし第二次大戦が激化する中、1942年(昭和17年)に当地での競馬開催が中止され、翌年海軍に接収された(高台で見晴らしが良く、横須賀軍港への船の出入りが丸見えだったため)。戦後は占領米軍によって軍施設ごと接収され、現在も米軍施設となっているのはそのためということだ。

 ということで、普段は滅多に入れない米軍施設であるが、フレンドシップデイということで、ちょっとイベントの写真も撮ってきた。


地元消防隊も参加。クレーン車から子供たちが臨む景色



Navy Lunch 1



Navy Lunch 2



Navy Lunch 3


 フェットなネイビー・ランチを堪能したあと内馬場へ。


八重桜が満開の内馬場


 そして向正面の馬の博物館へ。


幻乃馬、昔日の景色


 馬の博物館では特別展「戦国の城と馬」が行われており、西洋馬事が入ってくる前の日本の馬事文化というものを勉強させてもらった。いまや日本の馬種の殆どが西洋種、その半数以上がサラブレッドとなり、日本在来種を基礎とした馬事文化は衰退してしまっている。それゆえ日本には、西洋と比べてまともな馬事文化がなかったかのような誤解が持たれているところがある。しかしこうして学芸員さんたちがまとめてくれた展示を拝見すると、日本にも日本なりの馬事文化があったことがよく分かる。もっと自信をもって日本の馬事文化は知られていいものだと思う。

 その他このブログ記事に貼り付けなかった写真もアップしてありますので、よろしければ以下にもどうぞ。
 http://f.hatena.ne.jp/shibashuji/100424_Negishi/
posted by 芝周志 at 19:41| Comment(0) | TrackBack(1) | カメラ・写真

2009年08月18日

日本の夏は相変わらずしんどいのです…

みなさん、お久しぶりです。殆ど競馬脳が止まっている芝です。はてブ見てる人は生きてることくらいお気づきではと思いますが、一応生存確認ということで夏バテ、冷房負けの体をのそのそ動かして取りとめもなく。

先週水曜日、お盆で暇なのを当て込んで職場にカメラと三脚を持っていき、定時上がりでお台場へ行くつもりでいたら、こういうときに限って無駄に嵌って、9時過ぎに着いたときにはライトアップが終わってた罠…orz

まあしかしこれはこれで悪くないかなと。多分日中ほど混んでなかったし、屋台群の場所が少し盛り土で高くなっていて、店仕舞い後で堂々と三脚を立てられたので、3枚目のような写真が撮れた次第。しかし如何せん暗いからAFがなかなか上手く反応せず、マニュアルで試したところで合わないものは合わないわけで、とにかくピント合わせにえらく苦労した。結局僅かに外光を浴びている部分にフォーカスを持っていき、そこでAFを反応させる。被写体が微動だにしないというのが有難い。大体1秒から1枚目の写真だと15秒も開放して撮っている。2枚目についてはフォトショで少し明るくしたけど。因みにISOはどれも320。

自称「アニヲタ3級」としては、「ヱヴァ破」に続いて「サマーウォーズ」も見に行ってきたわけだが、こちらは普通に楽しませてもらった。あれこれ深く考察するのは野暮というもので、最初の暗号を正解していなかった健二君がなんでいきなり指名手配されて顔写真まで流出してたのかとか、夏樹の両親は物語最後に漸く上田まで辿り着けたのに、万助おじさんはなんで2時間で漁船を取って帰ってこられるんだよとか、その他諸々細かいとこは突っ込んじゃダメなのであって、素直に型破りな大家族エンターテイメントを楽しめば良いのである。花札大勝負も冷静に考えると突っ込みどころ満載なのだが、この場合は雰囲気に呑まれて感動しちゃったもの勝ちなのだ。「ヱヴァ破」のように2度お金を出して見に行こうというほどではないけど、DVDが出たらレンタルでまた見ようかなというくらいの価値はあり。

で、一応ドイツ競馬も。だらっとしてる間に4つもGr.I終わってるんだよねぇ。一昨日のラインラント・ポカールはヒルシュベルガー馬2頭の一騎打ちになって、ダービー馬Wiener Walzerがドイツ賞馬Getawayを短頭差に抑えて勝利。フランスのファーブル厩舎からドイツに戻ってきたGetawayが最初からGAG99.5kgをつけてたから、Wiener Walzerは評価の低かったダービーのGAG96kgから一気に100kgにジャンプアップ。しかし個人的にはまだWiener Walzerの力に懐疑的なんだよね。圧倒的な強さはいまだ感じられず、鞍上ヨハンソンの絶妙なペース配分が上手く嵌ってる感じで、もっと厳しい競馬になったらどうなのかという思いは拭えない。一方デフリースはどこかついてない。ダービーでは選択馬を外し、ドイツ賞はカタール主催のアラブ馬レースを契約上優先せねばならなくてGetawayに乗れず、ラインラント・ポカールでも微妙な線で星を落としてしまい、このままだと1年限りでシュレンダーハーンとの契約解消になりそう。

ディアナ賞はフィッゲ厩舎所属Night Magicが軽快な逃げ切りで快勝。これは強かった。今年の最終目標はオペラ賞だが、Stacelitaやブエナビスタが不在なら十分勝負になると思う。またノルトライン・ヴェストファーレンの馬が常に主力を形成するドイツ競馬にあって、ミュンヘン所属馬のGr.I制覇というのも快挙。鞍上ケレケシュは昔から腕のいい騎手だとは認めていたのだけど、フィッゲとの関係が深いせいかラインラントへ移籍する様子もなかったので、このコンビで勝てたことも意義深い。

バイエルン・ツフトレネンは…、ま、いいか。

次回から、書き溜めしておいたものを順次蔵出ししてしまうかと思う。本当はもう一つまとめてからにしようと思っていたのだけど、そちらは考えれば考えるほど生半可なことが書けないと痛感したため、一旦諦めることにした。参考文献一覧をまだ整理してないので、今週末あたりにでもと一応予告。

posted by 芝周志 at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・写真