2009年10月14日

盛岡競馬場はドイツの競馬場を思い出させてくれた

マイルチャンピオンシップ南部杯を撮りに行ってきました。レース写真はこっちからレース名をクリックして見てください。

http://09races.shibashuji.com/index.html

それでまあ、馬券については相変わらずと…。しかし単勝主義の私にとって、2倍を割ったらよほど思い入れがない限り賭けられないわけで、エスポワールシチーを切ったのは仕方ない。でもサクセスブロッケンがあそこまで千切られるとは思わなかった。エスポ時代の到来か、あるいは単に私の呪いが強すぎたのか。GI8勝目を阻むルドルフの呪いも、やはり9歳ブルーコンコルドといえども容赦なかったというわけで。

そんな競馬の中身はさて置いても(って本末転倒な…)、盛岡競馬場はとてもいい競馬場だった。久しぶりにドイツの競馬場に似た長閑な空気を感じさせてくれた。









東北新幹線で盛岡駅に着き、無料送迎バスに揺られること約30分。街から抜け長閑な景色へと運ばれていくときはどことなくバーデン競馬場のシャトルバスを思い出す。そして山道を登り始めると、グラーフェンベルクの森の中へと向かうデュッセルドルフ競馬場への景色が目に浮かび、パッと開けた正門前の広い駐車場とその後ろに浮かぶスタンドが目に飛び込んできた瞬間には、「おお〜!ここはハノーファーだ!」と心の中で叫んでしまった。スタンドは建てられて比較的新しい印象で、その点の小奇麗さはドイツの競馬場よりニューマーケットの方がイメージに合うかもしれない。もちろんあちらの方が垢抜けているけど、盛岡も地方競馬の泥臭さのようなものは殆ど感じられなかった。コース前の雰囲気はハノーファーを少し手狭にしたような感じで、あちらは低地だけど周りが木々でしっかり覆われていたので、同じく森に囲まれた盛岡は、左回りという点も含めて、ハノーファーが一番似ているかもしれない。山の上の森の中という意味ではデュッセルドルフもそうなのだけど、あそこはコースが三角形だし、コースの起伏もかなりあるので、オーバーラップするようなイメージはない。それよりは映像で見た印象どおりバーデンの方が近いかもしれないけど、やはりハノーファーかな。

1600m戦はかなり奥まったポケットから向正面へ向かって長い直線を進み、最後の直線は緩い登り坂になっているので、かなりフェアに自力勝負できるGIに相応しいいいコースだと思う。パドックはゴール板を過ぎて50mほどのスタンド側脇にあり、いちいちスタンド内を通り抜けずコースへ戻れるのは、撮影メインの自分にとっては非常にありがたい。馬券を買うにしてもスタンド内へすぐに入れるし、パドックとしてもすり鉢状の高低差が十分にあって非常に見やすい。更に埒のスタンド側がコース側より一段高くなっているので、間へプロカメラマンに入られても邪魔にならず、撮影する身としてはこれほど有難い条件はない。

バスか車でしか行かれない立地の悪さは、以前デュッセルドルフ競馬場が破産寸前にまで追い込まれたように、集客の面では難は大きいだろうと思う。しかしピクニック感覚の家族連れも多く、来てしまえばとても過ごしやすい爽やかな競馬場だ。ドイツの競馬場の空気を思い出す意味でも、せめて南部杯のときには是非また来たいと思う。それくらい気に入った盛岡競馬場。

posted by 芝周志 at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本競馬
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