2009年05月12日

インフルエンザに罹った

豚じゃないけど。

詳しくは知らないのだけど、今騒がれている豚のはA型で、私のはB型なんだそうで。なんにしても生まれて初めてインフルエンというものに罹ったので、最初は当然風邪かと思っていた。先週後半から週末にかけて寒暖の変化が激しかったし、日曜日辺りはそれでなんとなくだるさを感じてたので、ブログ書いてパブロン飲んでネットでドイツ競馬見てから寝たんだけど、昨日仕事に行ってから鼻水が止まらなくて、「こりゃ間違いなく風邪だ」と判断して半休とって帰ってきた。そしてパブロンの効果がまるで感じられていなかったので、近所のマツキヨで「カツンと効く風邪薬ください」と言って勧められたルルアタックIBを飲んで午後から布団にもぐりこんだわけだ。しかし6時くらいに起きたとき益々だるくなってて、体温測ったら78.8度。うどん食べてルルアタック飲んで、夜11時くらいにまた体温測ったら今度は38.2度。今朝起きてもまだ38度あったので、大人しく近所の病院に行き、結局インフルエンザと診断されてしまったわけです。市販の風邪薬が全然効かないわけだよ。

インフルエンザの検査って、採血と同時に、長い麺棒を鼻のめちゃくちゃ奥まで突っ込んでそこから鼻水採取するのね。あれはなかなかしんどい。取り合えずタミフルと解熱剤もらって帰ってきた。1日中寝てたせいで病気でだるいのか寝すぎでだるいのかよく分からん。こういうときにこそ本読んだり外付けハードに溜まっている動画類でも見ようかと思ったのだけど、集中力でないしすぐに疲れるしでダメだね。今、取り合えず熱が下がってきたのでブログ書いてるけど、ウイルスをばらまくわけにはいかないし、医者は明日も自重してろというので、明日こそ充実した引き籠り生活を送ろうかと。

そうそう、風邪と明らかに違う症状として、喉に全然影響が出ていない。だから咳も基本的にないし(だるさからむせたときにちょっと)、熱が出ても喉が痛くないときはインフルエンザを疑ってみていいのかも。

メールミュルヘンス・レネン(Gr.II)

人気のIrianが逃げる英国馬Zafisioを差し切って勝利。Zafisioの逃げはややかかり気味とも思えるハイペースで、Irianは後方で控える競馬。直線に向き、先行勢がZafisioのペースから振り落とされると、外を突いてIrianが伸び、粘るZafisioをしっかり抜き去った、なかなか強いレースだった。Zafisioは直線でかなりふらついており、臨戦態勢としてまだ仕上がっていなかった様子が窺え、それでいてあそこまで粘るのだから、Gr.Iホースは伊達じゃなかった。一叩きした後だったら、Irianもここまで楽には勝てなかったかもしれない。3着には後方から追い込んだGlobus。この馬なりに立て直してきたようだが、逆にこの辺が今の限界なのかなとも思わされる内容。次はフランスのGr.IIIを狙うとのことで、多分そのくらいのレベルが当面妥当と思われる。

Irianは距離を伸ばしてジョケクルブ賞(仏Gr.I、仏ダービー)を目指す。ジョケクルブが2100mに距離短縮してから、メールミュルヘンスをステップにここへ向かった馬に、Aspectusがいる。Aspectusは13着で結果を残せなかったが、その後2200mのウニオン・レネンを制しており、距離の融通が利かなかったわけではない。2400mが長すぎても、中距離がベストというタイプなら今後もこのルートを選ぶ馬は出てくるだろう。

シュヴァルツゴルト・レネン(Gr.III

Addictedが人気のNovitaを差し切り、追い込んできたLukreciaとの叩き合いを制して勝利。1000ギニー有力候補へ躍り出た。2番手から直線と同時に先頭へ抜け出したNovitaがそのまま押し切るかと思われたが、残り150mくらいで伸び脚が鈍り、そのNovitaを終始ピタリとマークしていたAddictedが抜き去る。そこへ後方からLukreciaが矢のように追い込んでたが、Addictedは馬体が並んだところでもう一粘りし、短首差凌ぎ切った。今年騎手から調教師に転じたムンドリーは、早くも重賞初勝利である。

上位馬は皆1000ギニーへ向かうことになる。Novitaは現状における限界が見え始めたようで、本番では人気を落とすだろう。AddictedとLukreciaにしても、抜けた強さという意味では物足りない。1000ギニーでは、デュッセルドルフ牝馬賞(L)で仕上がり途上の感を残しながらもしっかりNovitaを押さえ込んだNorderneyが恐らく1番人気になる。2003年独ダービー馬である父Dai Jin(GAG101kg)の産駒は、2005~08年で12、13、16、9頭しかいないのだが、初年度産駒Liang Kayが重賞3勝し、このNorderneyが1000ギニー有力候補となっているのだから、種牡馬としてもっと人気が出てもよさそうなものだ。

今週末から春のバーデン開催。最初の週末の注目は、スプリント重賞のベナツェット・レネン(Gr.III)。2歳時にフランスのGr.III、Gr.IIを勝ったSmooth Operatorが、春初戦からいきなり古馬に挑戦する。古馬大将のAbbadjinnが今年初戦を不完全にスタート(準重賞4着)しているので、全体としてメンバーのレベルは高くない。だがこの時期に早々と古馬を叩き潰すようなら、今後かなりの期待が持てる。Overdoseのライバルにでもなれば、スプリント路線もグッと面白くなる。

posted by 芝周志 at 23:55| Comment(2) | TrackBack(0) | ドイツ競馬
この記事へのコメント
どうもお久しぶりです。インフルエンザからは快復なされたでしょうか。わたしも今までインフルエンザ認定をされた記憶はないですね。わたしは一昨日の仕事中から頭痛気味だったのですが、昨日の昼寝でなんとか解消しました。

Dai Jinは人気ないのですね。底を見せないで引退した記憶があるのですが。*パントレセレブル産駒はあまり活躍している印象ないですよね。Prideは名馬だと思いますが。
Posted by A.F. at 2009年05月17日 10:28
A.F.さん
ご無沙汰してます。※ありがとうございます。

この時期にインフルエンザとは人騒がせな自分です。参りました。
私のほうはすっかり回復しましたが、A.F.さんは大丈夫ですか?
最近寒暖の差が激しいので、体調も狂いがちだと思います。お気をつけて。

Dai Jinはもったいないですね。小さい馬なので敬遠されたのかもしれません。
今年や来年がどんな具合かは分からないのですが、見直されているんじゃないかと。
Posted by 芝周志 at 2009年05月17日 23:40
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