2016年07月10日

ドイツダービー予想です


 ご無沙汰してます。芝周志です。梅雨明けはまだなのに暑いですね。みなさんお元気ですか?

 ところで、ドイツダービーは7月第1日曜日開催が伝統なのだが、今年は2週目の本日10日開催。実は2006年ドイツ開催ワールドカップ以降、大規模なサッカー大会と日程が重なる年は、ダービーをずらすのが習慣化してきている。今年は第1日曜日がヨーロッパ選手権真っ只中だったので1週ずらしたわけだが、決勝と同日というのは果たしてずらした意味があるのか?もう開き直って伝統通りにやればいいのに。

 さて例年ダービー予想を送ってきてくれるドイツのオヤジ、ヒネッケ兄弟から、只今執筆開始時点ではメールが届いていなかった。もはや惰性になってきてたし、もしかしたら「もういっかな…」ってなってるかもしれないので半分諦めかけてたら、コメント抜きの予想だけ飛び込んできた。我々の伝統が辛うじて維持され、ホットする。

 ということで始めよう。

 まず今年のハンブルクの馬場はかなりヤバい。昨日の馬場状態は不良で、メインのハンブルク牝馬賞(G3、独オークストライアル)はゲートなしのフラッグスタート。馬群は向正面でも外埒沿いに固まり、非力な馬は直線入口手前でもう脱落し始める有様だ。相当なスタミナと精神力がなければ勝てない条件になっている。ダービーでは内埒の仮り柵が外されるが、連続開催前半で傷められているから、必ずしも状態がよいとは限らない。騎手同士の駆け引きも厳しくなりそうだ。

 ではまずサクッと我々3人の予想馬を書いてしまおう。尚、出馬表はこちら。

【ハネス】
 Boscacchio
 El Loco
 Dschingis Secret
 Our Last Summer
 Larry

【マティアス】
 Boscacchio
 Dschingis Secret
 Wai Key Star
 El Loco
 Berghain

【芝】
 Boscaccio
 Isfahan
 El Loco
 Dschingis Secret
 Landofhopeandglory
 Larry
 
 3人全員が本命に挙げたBoscaccioは、デビューから負けなしの4連勝で、前走はメイントライアルであるウニオンレネン(G2)を勝利。必然的な1番人気馬だ。ウニオンの直線でEl Locoとの長い叩き合いを凌ぎ切ったところからも、スタミナと勝負根性はある。しかし不安要素がないわけではない。何よりの不安は鞍上デニス・シールゲンの若さだ。かつてのドイツNo.1騎手であり現トップ調教師ペータ・シールゲンの長男は、その人懐こい笑顔でファンからも人気があり、今回は父の馬ではなく中堅厩舎シュプレンゲル師より鞍上を託され続けての参戦。勝てばちょっとしたメルヘンになる。しかし上述のように今年の馬場は間違いなく難しい。デニスは決して天才騎手ではない。経験値を重ねて上手くはなってきてるが、果たして本番で上手に立ち回れるだろうか。私の場合は、半ば願望を込めた本命予想である。

 対抗としてはウニオン2,3着馬が3人共上位予想に挙がっている。2着だったEl Locoはデビュー勝ち以後、重賞4戦全て2着。いずれも決して大負けしてないが、キレはなく、逃げか先団につけてとにかく根性で粘り込むタイプ。仮に良馬場だったら評価を下げるつもりだったが、今回の馬場なら念願の勝利もありうるかもしれない。一方3着Dschingis Secretは中団から後方に控え、直線で追い込んでくるタイプ。前走の最後の伸びは前2頭よりよく、本番での逆転の可能性も感じさせたが、今回の馬場は決してこの馬の味方にはならないだろう。

 レーティング上1位であるWai Key Starは、バーデンバーデンのイットリンゲン・ダービートライアル(G3)をEl Locoに2馬身3/4つけて勝っているため、ウニオンでの同馬との着差から、相対的にBoscaccioより上位扱いになっている。しかしWai Key Starは直線での一瞬の切れ味が強みと思われ、我々3人の予想ではマティアスが3番手に残してるものの、ハネスと私はバッサリ切った。

 その他予想が被っているのでは、私とハネスが挙げたLarry。この馬は今のところ2戦全勝。但しまだ骨のあるタイプと対戦はなく、単純に実力は未知数。一応前走の勝ちっぷりはよかったので、もしかしたら3着以内に潜り込んでくるかも程度の評価。

 私一人上位予想しているのが、昨年のドイツ2歳チャンピオンのIsfahan。今期明け初戦である5月1日ミュンヘンのバヴァリアンクラシック(G3)で、格の違いを見せて勝利。しかし中2週で臨んだイタリアダービーは、1番人気に推されたものの5着。だが今回はそこからじっくり立て直してくるかもしれない。スタミナには確かに疑問符が残るのだが、こういう馬は軽視すると、してやられることがよくあるので、敢えて上位予想してみた。

 ただ、いずれにせよ今年は特に抜けた馬がいない。世代レベルとしてもあまり高そうな感じはしないため、ここで一皮剥ける馬が出てくることを期待したい。発走は日本時間17:10(日本時間0:10)。

 では、私はその前にWUGちゃんたちの出演イベント「D-World」vol.0に行ってきます。そして来週は待ちに待ったWUGライブ舞浜公演だぜ!
posted by 芝周志 at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ドイツ競馬
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