2015年09月27日

第35回オイローパ賞(G1・ケルン競馬場)を撮影しに来た


 8年振りにケルン競馬場へ帰ってきた。ケルン大学在学中の3年半、続けてデュッセルドルフで就職後も3年間、開催日の3分の2くらいは毎年通っていた、自分にとっては謂わばホームコースだ。景色、雰囲気ともに懐かしく心地よい。最初に仲良くなったクラウス・トゥフルやDanedreamのJC参戦の際来日してたフランク・ノルティンクら昔なじみのカメラマンたちにも会え、まさしく帰ってきたという気分だ。

 一応前日土曜日の2歳牝馬戦ヴィンターケーニギン・トライアル(リステッド・1600m)から撮影を開始したが、コース幅や撮れるポジションも東京や中山とは違いとても近いので、APS-CのEOS 7D MarkIIだと、ゴール前ではサンニッパは必要ない。かつてドイツにいた頃と同様ニーニッパをメインに。競馬場内の写真も含めヴィンターケーニギン・トライアルの写真は既にサイトにアップしてある(レース名をクリック)

 Preis des Medienhauses DuMont - Winterkönigin-Trial
 http://15races.shibashuji.com/

 さてオイローパ賞。国外からの参戦は2頭で、1頭はかつてドイツにいてカタールに買われたDubday。グッドウッドのG3を勝っての参戦で、鞍上がデットーリということでも注目される。もう1頭はフランスの牝馬Cocktail Queen。前走はドーヴィル大賞(G2)2着での参戦。はっきり言って2頭ともあまりレベルは高くない。

 迎え撃つは前走ベルリン大賞(G1)2着のIto。前走は逃げ粘って差されてしまったが、休み明けということで多少割引もあっただろう。ただバーデン大賞を直前熱発で回避したのが今回どう響くかが気になるところだ。

 もう1頭ドイツ馬で人気になっているのが3歳牝馬Nightflower。ディアナ賞(独オークス・G1)とバーデン大賞(G1)を連続2着での参戦。ここで一発も十分あり得る。

 その他、昨年のオイローパ賞勝馬Empoli、昨年のベルリン大賞馬Siriusと昔の名前が花を添える形だ。

 発走は日本時間の23:50。個人的にもレースを大いに楽しみたいと思う。
posted by 芝周志 at 19:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ドイツ競馬

2015年09月20日

ポートレート撮影がんばってみた − 東京ゲームショウ2015@幕張メッセ


 すっかり忘れてましたが、このブログ、実は「カメラ・写真」というカテゴリもありました(ご挨拶)

 写真と言っても、普段はほとんどが競馬、たまに風景しか撮っていないのだけど、やはり時にはポートレートも撮りたくなる。しかし問題は被写体になってくれるモデルがいないこと。以前にコミケでコスプレイヤーを撮るということを何度かやっていたけど、背景がごちゃつきすぎて他の人の写り込みも多く、なんか諸々気持よく撮れないため、結局やめてしまった。しかしポートレートを撮りたい欲求はあったので、昨日幕張メッセの東京ゲームショウ2015でコンパニオンさんたちを撮ってきた。

 いや、第一の目的はこっちだったのだけどね(テヘペロ)
 https://goo.gl/photos/NuXazk9u5Tktq7bz8
 
 レンズは3本持っていったのだが、結局使ったのは1本だけで、装備としては以下のとおり。

 ボディ:EOS 7D Mark II
 レンズ:EF50mm F1.4 USM
 ストロボ:スピードライト430EX II
 BLUE LOTUS ストロボディフューザー

 絞りはF1.4で完全に開放すると、このレンズの経験上確実にピントが甘くなるので、一応少し絞ってF1.8固定で撮ってはみたが、なかなか焦点がピリッとはせず、やっぱり全体的に苦しかった。とはいえ、あまり絞ると背景がうるさくなるし、このへんはレンズの問題と、自分の訓練次第なのかなと。ストロボ発光量は1/64まで落とした上でディフューザーも付ける。

  

 左はISO200、1/250秒。右はISO400、1/200秒。ストロボは両方とも下向きにして床からの照り返しだけ狙ったつもり。先に撮ったのが左なのだけど、モデルの目線に合わせて少し屈んで正面から。まあ芸はないですね。フラッシュの照りは強くないから明るさは自然な感じだけど、ちょっと露出アンダーだったかな。右は膝をついて、少しあおり気味に。こちらのほうがフラッシュの明かりが下から来ている感じが出てるが、それほど違和感はないのではないかと。こちらのほうが背景が明るく、ストロボできっちり被写体を照らしたことで、写真全体が明るくはなった。

 因みに左の写真は開場から間もなく、コンパニオンさんもまだ撮られ慣れてない雰囲気だったが、右は1時間半くらい後に再度撮りにいったため、表情作りもノッてきていた。そういうのもポートレートでは大事なのかもね。

 

 これは確かフラッシュをほぼ正面に向けて撮ったものだけど、カラーコンタクトの雰囲気含めモデルがキリッとした表情をしてくれたので、こういうパッキリとした光の当たり方でもいいのかなと。

 

 これはちょっと角度を付けてみた。角度の付け方はいろいろ試してみたけど、その時コンパニオンさんがとってくれたポーズにもよるため、ある程度経験しないと、ベストなものを瞬時に引き出せないなと。

 

 どうしてもバストアップの写真ばかりになってしまうので、一応全身写真も試してみたが、50mmでフラッシュの発光量を変えずにそのまま挑めば、こんなもんよね。もう少し広角使って接近したほうがよいのか、発光量増やしてアングルを工夫するか、根本的に考え直し。

 

 この子は最初縦向きで撮って、角度も変えたりもしてたのだけど、ポーズを意識して横撮りにしたら、このほうが可愛く収まったかなと。

 その他コスプレしたコンパニオンさんも撮ったけど、イロモノ感が強くなるより、普通にカッコ可愛い衣装の子たちのほうが、結果として撮り甲斐あったかな。たださすが皆さんお仕事なだけあって、表情の作り方、撮られ方が上手い。またポートレートを試すなら、コミケよりこういう商用イベントのコンパニオンさん狙ったほうがいいね。

 その他まとめてこちらにアップした。
 https://goo.gl/photos/SLYfaJCZiAoBc8ot7

 

 因みに、この子も普通にコンパニオンさんのつもりで撮ったのだけど、もらったチラシを帰宅後に眺めてみたら、どうやらチラシに写っているユニットメンバーの一人のようだ。




 アニ☆ゆめProjectという声優ユニットというか、「参加型声優応援シミュレーション」とかいうプロジェクトの蝦名彩香ちゃんだそうだ。ちょっと調べてみたところ、まだ声優としての実績はほとんどなさそうだけど、まあそのへんはうちの推しユニット的にも他人事ではないので、気づいた時には「あ、あの時の…」くらいには意識して応援しましょう。

【おまけ】
 この人、完全にタレント化しとるな。

 
posted by 芝周志 at 13:23| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・写真